ホームページにおいて、トップページは他のページよりも閲覧数が多いのが普通なので、どのようなトップページにするかは非常に大切です。
業種や訪問者の年代にもよりますが、いまはパソコンではなくスマホでの流入が8割以上といわれています。
なのでスマホで見てストレスのない、スマホファーストなページ構成にする必要もあります。
売れるトップページの構成にすれば、SEOにも強くて成約率の高いサイトができるので、その仕組みを紹介していきます。
目次
売れるトップページの構成
ヘッダーに必要な項目
トップページの一番上に来るヘッダー部分は、第一印象を与える重要な役割を担っています。パッと見た瞬間にサイトを閉じられないように、どのようなサイトなのか、何を提供しているのかを分かりやすく記載します。
(ヘッダー:例)
- サイト説明:提供する商品やサービス内容と地域を簡単な文章で表す(H1タグの部分)
- 店名または会社名
- ロゴ:ない場合は2~3万円で外注可能
- 問い合わせ先:電話番号、営業時間、定休日
- 業務内容:どのような商品やサービスを提供しているかを簡潔に
- 写真やイラスト:商品やサービスのイメージが伝わるもの
グローバルメニュー
グローバルメニューは、通常ヘッダー画像の下に位置するメニューです。サイトにおいて重要な項目を設定します。
- ホーム
- 選ばれる理由
- お客様の声
- メニュー
- 問い合わせ
- アクセス
※業種によって多少異なります。あまり多すぎるとデザインが崩れる可能性があるので、5~7つくらいまでがおすすめ。
トップページの基本的な構成
トップページの基本的な構成は、「パソナの法則」を使うのがおすすめです。
- Problem(問題)・・・問題点を明確化
- Agitation(扇動)・・・問題点をあおる
- Solution(解決策)・・・解決策を示す
- Narrow down(絞込)・・・対象や期間を限定する
- Action(行動)・・・行動をさせる(購入してもらう)
この法則に従ってトップページの文章を構成していくと、成約率の高い購入してもらえるホームページになります。
キャッチコピー入りのメイン画像
メイン画像はサイト訪問者の第一印象となるので、なるべくキレイで分かりやすいものを設置します。
- インパクトのあるキャッチコピーと写真やイラスト
- 商品やサービスの強みががパッと見てわかるアイコンなどを設置
- 「なぜ選ぶのか?」を思わせるような一文を入れる。
このメイン画像次第で、続きを読んでもらえるかサイトを離脱されてしまうかが決まるので、非常に重要です。
メイン画像の下に権威性を掲載
メイン画像に書ききれないような権威性をメイン画像の下に掲載すると、効果的な宣伝になります。
雑誌やテレビなどのメディア掲載歴などがあれば、ここに掲載する。←ない場合は、「地域で一番店」、「○○で一番」などの文言も有効です。
このお店は信頼できそうだと思わせる効果があります。
売れるキャッチコピーの2つのパターン
反応の良いキャッチコピーには、2つの型があります。それは、
「もし、●●なら、●●です。」
「なぜ、●●は●●なのか?」
のパターンです。
このような問いかけをすると、ホームページ訪問者が同じ悩みを持っていたとしたら、教えて欲しいと思い次を読んでもらえます。
例えば、
「もし、ひどい肩こりに悩まされているのなら、宇都宮で一番人気のある整体院○○へ」
とか、
「なぜ、宇都宮の脱毛サロン△△は、顧客満足度98.8%の支持を得ているのか?」
などのようなカタチです。
成約率の高いホームページは、このようなパターンのキャッチコピーを入れていることが多いです。
共感してもらう
訪問してくれたお客様に、悩みを共感してもらうと心に刺さってページを読み進めてもらえます。
「こんなことでお困りではありませんか?」
とか
「あなたは、こんな商品やサービスを提供している探していませんか?」
など、不安や悩み、希望を問いかけるようにします。
見込み客が悩んでいることを見通してあげて言語化することにより、改めて悩みを気づかせる効果も期待できます。
悩みはなるべくたくさんかいて、どれかひとつでも当てはまればOKです。
お客様がどんな悩みを抱えているかはっきりしない場合には、アンケートを実施して見込み客の悩みを抽出してみるのも良い方法です。
解決策を提示する
お客様が抱えている悩みを明確にして、悩みを共感したら、その悩みの解決策を示してあげると良いです。
この商品やサービスなら、見込み客の悩みが解決できると思ってもらえるようにします。
合わせて、代表者の写真を入りのあいさつと経営理念も書くと、安心感と信頼度もアップします。
選ばれる理由を書く
選ばれる理由は、少なくとも3つは書くようにしてください。選ばれる理由がなければ、見込み客が選ぶ理由もありませんよね。
ただし、トップページに10個も20個も書いてしまうと、読むのが大変になってしまいますので、3~5つくらいにしておいて、もっとアピールしたい場合には個別ページを作成してしっかりと記載する方が良いです。
「○○だから、選ばれています」
「お客様が○○のように言っているので、選ばれています。」
のように、読み手が納得するような内容だと成約率が高まります。
なぜ、選ばれているのか分からない場合には、アンケートおこない、お客様の声を集めるとはっきりしてきます。
選ばれる根拠となる証拠を用意する
悩みの解決策やえらばれる理由を提示したところで、言っているだけでは訪問者が納得しません。
解決策やえらばれる理由が本当だと証明する証拠を提示する必要があります。
証拠の例を挙げると
- 写真(ビフォーアフター)
- 実際のお客様の声(手書きアンケートの写真があると良い)
- テレビ出演や雑誌などメディア掲載履歴
- 取得している資格の証明書
お客様の声を掲載
商品やサービスを購入したお客様にアンケートをおこない、「お客様の声」としてホームページに掲載します。
お客様とスタッフが一緒に写っている写真を掲載すると、さらに説得力が増すのでおすすめ。
可能であれば、お客様の名前や年齢、地域なども書けると良いですね。
同じ悩みを抱えた第三者の声が、いちばん心に響きます。他の人が試してみて効果が出ているのなら、私にも効果があると感じます。
お客様の声をどれだけ集められるかが、ビジネスの成功のカギを握っているといえます。
ベネフィットを伝える
「うちの商品やサービスを利用すると、あなたにとってこんな輝ける未来が待っていますよ。」といった、ベネフィットを伝えます。
商品の特徴を表す「メリット」と間違えやすいので、注意してくださいね。
例えば脱毛サロンの場合、
「うちの脱毛機器は、痛みをほとんど感じずに脱毛することができます。」
というのはメリットで、
「うちの脱毛サロンで脱毛すれば、赤ちゃんのようなツルツルでスベスベなお肌が手に入ります。」
というのが、ベネフィットとなります。
なので、メリットの先にある将来の自分の姿がベネフィットです。
商品のメリットばかりを紹介しても売れるホームページにはなりません。見込み客が知りたいのは輝ける未来であるベネフィットです。
ベネフィットをしっかりとお客様に伝えることができれば、自然と商品が売れていくトップページが作れます。
行動してもらうようオファーをする
見込み客がホームページをしっかりと読んでくれて、商品やサービスを欲しいなと思っても、オファーをしなければ行動してもらえません。
いますぐ申し込んだ方が良いという案内や、ホームページ限定特典など、行動を後押しするオファーをします。
「先着●名様限定」や、「●月●日までの特別価格」などの案内も有効です。
お問い合わせ・行動を喚起する案内
トップページの最後は、問い合わせの案内です。
行動を起こしてもらうための明確なメッセージ、電話番号、営業時間、定休日など。
電話番号のそばにスタッフの写真やイラストを入れると、電話がしやすくなります。
来店型の店舗の場合は、店舗の地図も必ず入れるようにしてくださいね。
売れるトップページのまとめ
ここまで紹介してきました、売れるトップページの全体像をまとめると下記のようになります。
この構成は、トップページだけで商品やサービスの内容がわかるようになっていて、特にスマートフォンで見たときに他のページへ移ることなくスクロールできるので、非常に成約率が高くなります。
また、この売れるトップページを作るためには、お客様へのアンケートが大切になってきますので、ぜひ実施するようにしてくださいね。
尚、当事務所アクセス・ラボでは、今回ご紹介した売れるトップページの構成でホームページを制作しています。
宇都宮をはじめ、栃木県内で売れるホームページを作りたいなという方は、ぜひいちどお問い合わせください。
あなたのホームページが、24時間はたらく最高の営業マンとなりますよ!
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